(2023/05/23)
大和証券リビング投資法人が、第34期(2023年3月期)決算を発表した。 第34期は、投資口の追加発行を行い、「サニーライフ芝浦」等8物件を取得した。住宅の期中平均稼働率は98.6%と前期より0.7ポイント上昇した。これらに伴い前期比3.8%増益。一時差異等調整積立金より145百万円を取崩し、投資口数が2.5%増加するも、1口当たり分配金は2,200円と前期比0.9%増となった。 期末のポートフォリオは248物件、資産規模(取得額合計)は3,632億円、有利子負債比率は51.3%。 第35期(2023年9月期)は、「グランカーサ錦糸町」を取得する。グランカーサ緑地公園の一棟貸終了に伴う減収、固都税や原状回復費、資産運用報酬の増加により、前期比1.7%減益を見込む。一時差異等調整積立金より225百万円を取崩し、1口当たり分配金は2,200円と前期と同額となる見通し。 第36期(2024年3月期)は、原状回復費の減少等により、前期予想比0.3%増益を見込む。一時差異等調整積立金より210百万円を取り崩し、1口当たり分配金は2,200円を維持する見通し。 なお、グランカーサ緑地公園は第36期末には巡航稼働となる想定。それまでの一時的な減収は内部留保を活用するため、分配金への影響はなし。 引き続き外部成長によって1口当たり分配金2,250円を目指す。また物件入替えによる収益変動は内部留保を活用する方針。
第34期実績 | 第35期予想 | 前期比 | 第36期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,898百万円 | 11,892百万円 | ▲0.1% | 11,866百万円 | ▲0.2% |
当期利益 | 4,828百万円 | 4,748百万円 | ▲1.7% | 4,763百万円 | 0.3% |
分配金総額 | 4,973百万円 | 4,973百万円 | 0.0% | 4,973百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 2,200円 | 2,200円 | 0.0% | 2,200円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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