SOSiLA物流リート投資法人が第3期決算を発表、1口当たり実績分配金（利益超過分配金含む）は2,520円

(2021/07/16)

SOSiLA物流リート投資法人が、第3期（2021年5月期）決算を発表した。 第3期は、投資口の追加発行を行い「SOSiLA海老名」「SOSiLA西淀川Ⅱ」を取得した。これにより前期比23.3％増益。投資口数が18.9％増加するも、1口当たり利益分配金は3.7％増加。減価償却費の30％相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,520円と前期比5.4％増となった。 期末のポートフォリオは10物件、資産規模（取得額合計）は1,008億円、有利子負債比率は37.9％。またJCRによる格付けA+のアウトルックが安定的からポジティブに向上した。 第4期（2021年11月期）は、前期に取得した物件が通期寄与する一方、固都税、修繕費、資産運用報酬の増加等により、前期比0.7％減益を見込む。減価償却費の30％相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,504円となる見通し。 第5期（2022年5月期）は、修繕費や支払利息の減少により、前期予想比0.8％増益を見込む。減価償却費の30％相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,522円となる見通し。 引き続き関東及び関西の大規模な消費地に近い物流施設を取得し、中期的に資産規模2,000億円を目指す。