SOSiLA物流リート投資法人が投資口追加発行、SOSiLA海老名等3物件を取得

(2021/11/16)

SOSiLA物流リート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は66,600口、オーバーアロットメントによる売出口数は3,330口。これにより発行後の投資口数は11.4％増の681,615口となる予定。 調達額は109億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は「SOSiLA海老名」の追加持分等3物件。取得額は計149.5億円。これによりポートフォリオ全体の規模は14％増の1,210億円となる。 これらに伴い第5期（2022年5月期）業績予想を修正。上記3物件に加え取得済の1物件の収益が寄与し、7月に公表した業績予想に対し11.7％増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり利益分配金は0.2％増となる。減価償却費の30％相当の利益超過分配を行い、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,550円となる見通し。 併せて第6期（2022年11月期）業績予想を公表。新規物件の通期稼働により、前期予想比2.8％増益を見込む。一時的に利益超過分配を増額し、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は2,654円と前期予想比4.1％増となる見通し。 なお、有利子負債比率は、第5期末に39.2％、第6期末に38.9％と、第3期（2021年5月期）の37.9％から上昇する見込み。 引き続き中期目標である資産規模2,000億円を目指す意向。