MCUBS MidCity 投資法人が第20期決算を発表、1口当たり実績分配金は7,100円

(2016/08/16)

MCUBS MidCity 投資法人が、第20期（平成28年6月期）決算を発表した。 第20期における物件取得はなし。前期に取得した「キューブ川崎」等6物件（匿名組合出資を含む）が通期寄与する一方、固都税、修繕費、資産運用報酬の増加等により、前期比2.5％減益、1口当たり分配金は7,100円となった。 期末のポートフォリオは19物件、資産規模（取得額合計）は2,171億円、有利子負債比率は42.0％。 第21期（平成28年12月期）は、大阪圏のオフィスビルの賃料増額改定等が寄与し、前期比1.4％増益を見込み、1口当たり分配金は7,200円となる見通し。 第22期（平成29年6月期）は、前期予想比減収となるも、賃貸費用や支払利息の減少により1.4％増益を見込み、1口当たり分配金は7,300円となる見通し。 なお、スポンサーである三菱商事及びUBSのネットワークを活用し、アジア・オセアニアの先進国主要都市のオフィスビルへの投資を検討している。