MCUBS MidCity投資法人が第25期決算を発表、1口当たり実績分配金は2,545円

(2019/02/14)

MCUBS MidCity投資法人が、第25期（2018年12月期）決算を発表した。 第25期は、「横浜アイランドタワー」を取得する一方、「松下IMPビル」の共有持分55％、「MID REIT京橋ビル」を売却。MID REIT京橋ビルの売却損427百万円が発生するが、賃貸収益の増加や松下IMPビルの売却益2,263百万円計上により、前期比66.9％増益。物件売却益のうち439百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,545円と前期を51％上回った。 期末のポートフォリオは23物件、資産規模（取得額合計）は2,676億円、有利子負債比率は43.8％。 第26期（2019年6月期）は、松下IMPビルの共有持分残45％を売却する。物件売却益が減少するが、前期の物件売却損がなくなることや修繕費の減少により、前期比5.9％増益を見込む。物件売却益のうち464百万円を内部留保とするも、1口当たり分配金は2,695円と前期を5.9％上回る見通し。 第27期（2019年12月期）は、松下IMPビルの物件売却益がなくなるため、前期予想比37％減益を見込み、1口当たり分配金は1,870円となる見通し。 なお、第26期末時点の内部留保額は1,087百万円（1口当たり換算661円）となり、将来の一時的な減配リスクに備える。