ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人が投資口追加発行、KDXレジデンス梅島等7物件を取得

(2022/02/14)

ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人が投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は47,500口、オーバーアロットメントによる売出口数は2,375口。これにより発行後の投資口数は5.0％増の1,045,758口となる予定。 調達額は94億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は、「KDXレジデンス梅島」等、住宅4物件、ヘルスケア施設（老人ホーム）3物件の計7物件、取得額は計122.41億円。これによりポートフォリオ全体の規模は4.4％増の2,898億円となる。 これらに伴い業績予想を修正。 第20期（2022年1月期）は、期中に取得した「KDXレジデンス津田沼」等4物件の賃貸収益、売却した「KDXレジデンス東武練馬」の売却益180百万円が寄与し、9月に公表した業績予想に対し4.6％増益を見込む。一時差異等調整積立金より20百万円を取り崩す一方、物件売却益より68百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は4,101円と前回予想と変わらない見通し。 上記の投資口追加発行及び物件取得が反映される第21期（2022年7月期）は、新規7物件の収益が寄与し、前回予想比3.4％増益を見込む。投資口数の増加により1口当たり利益は減少するが、一時差異等調整積立金より20百万円、その他内部留保より132百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,101円と変わらない見通し。 併せて第22期（2023年1月期）業績予想を公表。新規7物件の通期稼働により、前期予想比2.1％増益を見込む。一時差異等調整積立金より20百万円、その他内部留保より65百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,120円と前期予想より0.5％増加する見通し。 なお、本公募増資及び物件取得後の1口当たり巡航分配金は4,057円と2.6％増加する見込み。引き続き中期目標である資産規模3,700億円、1口当たり巡航分配金4,300円を目指す。