イオンリート投資法人が第10期決算を発表、1口当たり実績分配金は3,029円

(2018/03/16)

イオンリート投資法人が、第10期（平成30年1月期）決算を発表した。 第10期は、投資口の追加発行を行い「イオンモール下妻」等4物件を取得。これにより経常利益ベースでは12.9％増益となるが、前期の特別利益がなくなったため、当期純利益は前期比1.4％増益。前期に実施した内部留保を当期は行わないため、投資口数が8.6％増加するも、1口当たり分配金は3,029円と前期を3.5％上回った。 期末のポートフォリオは40物件、資産規模（取得額合計）は3,551億円、有利子負債比率は41.4％。 第11期（平成30年7月期）は、前期に取得した物件が通期寄与する一方、固都税の増加等により、前期比5.1％減益を見込み、1口当たり分配金は2,870円となる見通し。 第12期（平成31年1月期）は、修繕費の減少等により、前期予想比0.4％増益を見込み、1口当たり分配金は2,880円となる見通し。