イオンリート投資法人が投資口追加発行、イオンモール福津とイオンモール多摩平の森を取得予定

(2019/08/20)

イオンリート投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は2年ぶり。 発行口数は91,400口、オーバーアロットメントによる売出口数は4,570口。これにより発行後の投資口数は5.4％増の1,873,317口となる予定。 調達額は125億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は国内のイオンモール2物件。福岡県福津市にある「イオンモール福津」を9月に、東京都日野市にある「イオンモール多摩平の森」を来年2月に取得する。2物件の取得額は計277億円。 これによりポートフォリオ全体の規模は、7.6％増の3,901億円となる。 これに伴い第14期（2020年1月期）業績予想を修正。イオンモール福津の収益が寄与し、3月に公表した業績予想に対し6.4％増益を見込む。投資口数が増加するも、1口当たり分配金は3,025円と0.8％増となる見通し。 併せて第15期（2020年7月期）業績予想を発表。イオンモール多摩平の森の収益が寄与し、前期予想比3.1％増益を見込み、1口当たり分配金は3,120円となる見通し。 本物件取得に伴い、1口当たり巡航分配金は3,000円から3,090円に3％増加する見込み。一方、増資及び物件取得後の有利子負債比率は41.4％と、第12期末（2019年1月期）と変わらない見通し。