イオンリート投資法人が第15期決算を発表、1口当たり実績分配金は3,178円

(2020/09/14)

イオンリート投資法人が、第15期（2020年7月期）決算を発表した。 第15期は「イオンモール多摩平の森」を取得。緊急事態宣言下で、専門店は一時的に売上げが低下したが、GMS及び食品スーパーは営業を継続。マスターリース契約の賃料減額は行わず、コロナ禍に伴う収益への影響はなし。イオンモール多摩平の森の賃貸収益が寄与し、前期比3.4％増益、1口当たり分配金は3,178円となった。 期末のポートフォリオは42物件、資産規模（取得額合計）は3,901億円、有利子負債比率は41.4％。 第16期（2021年1月期）は、支払利息等の増加により、前期比1.4％減益を見込み、1口当たり分配金は3,130円となる見通し。 第17期（2021年7月期）は、支払利息が減少する一方、固都税の増加により、当期利益は前期と同水準を見込み、1口当たり分配金は3,130円となる見通し。 引き続き、中期目標である1口当たり巡航分配金3,300円、資産規模5,000億円を目指す。