いちごホテルリート投資法人が第1期決算を発表、1口当たり実績分配金は471円

(2016/03/16)

いちごホテルリート投資法人が、第1期（平成28年1月期）決算を発表した。第1期はの実質的な運用期間は、上場日である平成27年11月30日からの63日間。上場時にホテル9棟を取得して運用を開始。上場時の予想に対し、ホテル売上げ増加により変動賃料が増加し97％増益、1口当たり分配金は471円となった。期末のポートフォリオはホテル9物件、資産規模（取得額合計）は204億円、有利子負債比率は36.8％。収益全体に対する変動賃料の割合は33.8％。第2期（平成28年7月期）より運用期間が6ヶ月間となる。9棟の通期稼働により前期比421％増益、1口当たり分配金は2,455円となる見通し。変動賃料の割合は42.2％を見込む。続く第3期（平成29年1月期）は、前期予想比6.1％増益、1口当たり分配金は2,606円となる見通し。変動賃料の割合は43％を見込む。当初はスポンサーのサポートを活用して宿泊特化型ホテルを優先的に取得し、早期に資産規模1,000億円を目指す。その後中期的にはフルサービスホテルやリゾートホテルを組み入れ、成長性も追求していく予定。