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大江戸温泉リート投資法人が第13期決算を発表、投資対象にアコモデーション施設を追加へ

(2023/01/20)

大江戸温泉リート投資法人が、第13期(2022年11月期)決算を発表した。 第13期は、「大江戸温泉物語きのさき」の共有持分30%と、「大江戸温泉物語かもしか荘」を売却。第13期全体の客室稼働率は72.8%と前期より+13.8ポイント上昇、Revper(客室当たり売上)は23,246円と前期より+5,416円上昇した。一方、新スポンサーであるローン・スターグループの元、大江戸温泉物語グループの財務安定確保と保有資産のバリューアップ投資を目的に、2022年9月~2023年2月の6ヶ月間、固定賃料を50%減免することとなった。第13期は、3ヶ月分の固定賃料の50%が減少。また第13期における変動賃料は2021年9月~2022年8月の年間業績が基準となるため、引き続き変動賃料は発生しない。物件売却益242百万円が発生する一方、3ヶ月分の固定賃料の50%が減少するため、前期比7.6%減益となり、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,404円と前期比7.7%減となった。 期末のポートフォリオは12物件、資産規模(取得額合計)は325億円、有利子負債比率は31.3%。 第14期(2023年5月期)は、「大江戸温泉物語きのさき」の残70%を売却する。前期同様に3ヶ月分の固定賃料の50%が減少する。また変動賃料は引き続き発生しない前提。物件売却益の増加により、前期比5.2%増益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,442円となる見通し。 第15期(2023年11月期)は、固定賃料の減額が終了し通期計上、変動賃料は発生しない前提。固定賃料は増加するが、前期の物件売却益の反動減により、前期予想比9.2%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,324円となる見通し。 なお、投資対象にアコモデーション施設(賃貸住宅、学生マンション、社員寮、サービスアパートメント、シェアハウス、高齢者施設等)を追加する規約変更を発表した。2月開催予定の投資主総会で議案が承認されれば、ホテルと住宅の複合型REITとなる予定。

       
  第13期実績 第14期予想 前期比 第15期予想 前期比
営業収益 1,237百万円 1,207百万円 ▲2.4% 1,130百万円 ▲6.4%
当期利益 327百万円 344百万円 5.2% 312百万円 ▲9.3%
1口当たり分配金
(利益超過分配金を含まない)
1,390円 1,462円 5.2% 1,327円 ▲9.2%
1口当たり
利益超過分配金
14円 -20円 ▲242.9% -3円 ▲85.0%
1口当たり分配金
(利益超過分配金を含む)
1,404円 1,442円 2.7% 1,324円 ▲8.2%

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