東急リアル・エステート投資法人が第23期決算を発表、1口当たり実績分配金は2,586円

(2015/03/16)

東急リアル・エステート投資法人が第23期（平成27年1月期）決算を発表した。第23期は、東急虎ノ門ビル及びTOKYU REIT虎ノ門ビルをそれぞれ追加取得する一方、ビーコンヒルプラザを売却した。物件売却益466百万円が寄与し、前期比8.1％増益。売却益のうち132百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は2,586円と前期を2.7％上回った。期末のポートフォリオは29棟、資産規模（取得額計）は2,220億円、有利子負債比率は43.4％。第24期（平成27年7月期）は、前期の物件売却益がなくなるため、前期比12.9％減益を見込む。内部留保より50百万円を取り崩すが、1口当たり分配金は2,420円と前期を6.4％下回る見通し。続く第25期（平成28年1月期）は内部留保より残額82百万円を取り崩し、1口当たり分配金は2,460円となる見通し。