日本ロジスティクスファンド投資法人が第26期決算、船橋物流センター売却、自己投資口の取得を発表

(2018/09/12)

日本ロジスティクスファンド投資法人が、第26期（2018年7月期）決算を発表した。 第26期は「柏物流センターⅡ」「仙台港北物流センター」を取得。新規物件や前期の通期稼働が寄与し、前期比1.7％増益。自己投資口の取得を行い、投資口数が1.2％減少。これにより1口当たり分配金は4,503円と前期を2.9％上回った。 期末のポートフォリオは46物件、資産規模（取得額合計）は2,708億円、有利子負債比率は44.7％ 併せて「船橋物流センター」を売却することを発表。売却額は79億円。これにより物件売却益926百万円を見込む。 また2期連続となる自己投資口の取得を行う。取得する口数は上限9,000口、 発行済投資口数の0.98％、取得総額は上限20億円。取得した投資口は第27期（2019年1月期）中に消却する予定。 第27期は、上記物件売却益が寄与し、前期比11.5％増益を見込む。売却益のうち330百万円を内部留保する。自己投資口取得を行わない場合、1口当たり分配金は4,660円と前期を3.5％上回る見通し。 第28期（2019年7月期）は「市川物流センターⅢ」「戸田物流センター」の取得を予定。前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比9％減益を見込み、1口当たり分配金は4,570円となる見通し。 なお、自己投資口取得を行った場合、1口当たり分配金は第27期4,700円、第28期4,620円となる見通し。