大和ハウス・レジデンシャル投資法人が第19期決算、京都のレジデンス取得を発表

(2015/10/08)

大和ハウス・レジデンシャル投資法人が第19期（平成27年8月期）決算を発表した。第19期は、当初投資口の追加発行を行う予定であったが、保有物件の1棟に東洋ゴム製の免震材料を使用していたことを理由に中止。増資を行わずに借入金にて5棟を取得した。これにより前期比2.1％増益。内部留保より減価償却費の10％相当額189百万円を取り崩し、分配金総額3,334百万円。投資口2分割に伴い、1口当たり分配金は4,460円（分割前換算8,920円）となった。期末のポートフォリオは141棟、資産規模（取得価格合計）は2,554億円、有利子負債比率は54.8％。併せて、京都のレジデンス1棟（取得額973百万円）を取得することを発表。第20期（平成28年2月期）は、前期に取得した物件の通期稼働により、前期比0.4％増益を見込む。内部留保より199百万円を取り崩し、1口当たり分配金は4,490円となる見通し。続く第21期（平成28年8月期）は、前期予想比0.2％増益を見込む。内部留保より200百万円を取り崩し、1口当たり分配金は4,500円となる見通し。なお、今後適切な時期に投資口の追加発行や物件売却によって有利子負債比率の引き下げを検討する。