大和ハウスリート投資法人が投資口の売出し、2物件取得、業績予想の修正を発表

(2023/08/31)

大和ハウスリート投資法人（DHR）が、投資口の売出しを行うことを発表した。 スポンサーである大和ハウス工業が、今後の成長戦略に基づき不動産開発投資を行うための資金回収を目的としてDHRの投資口の一部を売却する。 これに伴い、DHRは投資口の売出しを行うことを決定した。売出口数は95,000口（発行済投資口数の4.1％）、オーバーアロットメントによる売出口数は上限5,000口。売出価格はブックビルディングを経て9月7日以降に決定する。 なお、大和ハウス工業は残り91,200口の投資口（保有比率3.9％）を継続保有するとともに、優先交渉権等のDHRへのサポートも変わらず継続することを表明。 併せてホテルと物流施設の計2物件を取得することを発表した。ホテルは東京都中央区にある「MIMARU東京八丁堀」、物流施設は大阪府門真市にある「Dプロジェクト門真Ⅰ」。2物件の取得額は計82.34億円。 これに伴い第36期（2024年2月期）業績予想を修正。上記2物件の収益が寄与し、4月に公表した業績予想に対し1.0％増益を見込む。のれん償却費を加算し、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は5,650円と0.9％増となる見通し。 併せて第37期（2024年8月期）業績予想を公表した。当期利益は前期予想と同水準を見込む。のれん償却費を加算し、1口当たり分配金（利益超過分配金含む）は5,650円と前期予想と同額となる見通し。