「REITキーマンに聞く!」今回は、株式会社星野リゾート・アセットマネジメント 隆 哲郎 氏にホテル(観光)業界とファンドの特徴をインタビュー形式でお話していただきました。
例えば、星野リゾートでは以前からアジアの方を対象に日本の旅の目的を尋ねるアンケートを行っています。温泉やショッピング等はもちろん挙がりますが、興味深い回答として「雪」があります。星野リゾートでも北海道のトマムに運営施設がありますが、冬場は多くのアジアの方にお越しいただいています。
またアンケートの中で、「富士山」という回答も大変多くなります。この結果を元に星野リゾートでは、富士山を眺めることを目的とした宿を今年オープンします。星のやブランドの「星のや 富士」です。「富士山を最も綺麗に眺められる場所に旅館をつくりたい」という思いで開発してきました。
最近目にした記事ですが、山梨県の宿泊者数の伸びが京都を抑えてトップだったというものがありました。まさに予測してきたニュースでして、富士山は海外のお客様から、観光地の行先の目玉になってきていると感じます。
「星のや 富士」では、富士山を外に出て眺めてもらいたいと思いから、「グランピング※」をコンセプトにしています。「グランピング」とは造語で、優雅にキャンプしていただくことを表現しています。
※グランピング:「glamorous」と「camping」から成る造語で、アウトドアを楽しむ新しい旅のスタイルです。 「星のや 富士」サイト引用
星野リゾートでは、施設のオープンに合わせてコンセプトを何にするかを徹底的に話し合うコンセプト委員会という場が設けられます。コンセプト委員会では、現地のスタッフから委員を募り、支配人とともに多くの時間を使って話し合います。
これから運営するメンバーの中からコンセプトが生まれますので、その後の推進力は圧倒的に違うものになります。
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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