「REITキーマンに聞く!」今回は、株式会社星野リゾート・アセットマネジメント 隆 哲郎 氏にホテル(観光)業界とファンドの特徴をインタビュー形式でお話していただきました。
3つ柱があります。
1つ目はスポンサーサポート契約の活用になります。星野リゾートグループや取引先が保有・開発・運営する物件の売却情報を、スポンサーサポート契約に基づいて優先的に入手し、積極的な外部成長を図ります。
2つ目は、星野リゾートグループの再生ノウハウの活用です。ウェアハウジング機能を活用し、期間中に星野リゾートグループの再生ノウハウによって物件の魅力を高め、安定的な収益が確保される状態になったのちに投資法人が取得することが可能です。
3つ目は、星野リゾートAMの独自ルートによる物件の取得です。全国のホテル、旅館のオーナーやオペレーター等とのネットワークを活用し、競争力の高い物件の取得を行うことが可能です。今年取得したカンデオ5物件やグリーンズ3物件、昨年取得したソラーレ21物件ともに、独自ルートの情報を活用して取得できた物件です。
こういった方針のもと、1年以内に500億円という規模、2020年の東京オリンピックまでに1,000億円という規模に成長する目標を掲げていますが、成長のスピードは前倒して達成したいと考えています。
星野リゾートはラグジュアリーが得意な分野と見られることが多いのですが、ラグジュアリーからミドル、バジェット型ホテルまで、全方位型オペレーターになることを目指しています。REITとしても「ニッポンの観光に寄与する」ホテルや旅館で収益性の高いものであれば、価格帯にはこだわらずに取得検討します。
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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