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2017年03月20日

特集!インフラ投資法人「いちごグリーンインフラ投資法人」インタビュー(8)

今回は、いちご投資顧問株式会社 グリーンインフラ本部長 日色 隆善氏にファンドの特長に関してインタビュー形式でお話していただきました。

――インフラ市場は今後どのような成長、組み込み物件があると思いますでしょうか?

これは各種規制緩和の進み具合次第かと思いますので、現段階では簡単には拡げられないと思います。

実際特定資産として決められているのが、発電施設、コンセッションになっています。
コンセッションで大きなものになると空港等になりますが、かなり限られてくるかと思います。
実際はガスや水道もいわゆるインフラはまだまだ先な気がします。

――分配金は利益超過分配の占める割合が大きくなっているのですが、インフラ投資法人ではそのような形になることが多いのでしょうか。

現在100億円の資産ですが、大雑把に言ってしまえば99億円が発電設備で残り1億円が土地という感じであり、その発電設備に関しては定額で資産価値を償却(費用計上)することとなり、減価償却費がかかります。
減価償却費は会計上の費用とはなりますが、資金の支出を伴う費用ではありませんので、減価償却費の40%を目途に利益超過分配というかたちで投資家の皆様に還元し、残りを借入金の一部元本返済などに振り分ける形としています。
いちごグリーンでは、手元に残る資金に関して投資主の方にお返しするという考え方です。

物件取得のための資金は、小さい物件であれば今後は銀行借入れで購入することもありますし、大きな物件であれば、また株式市場と相談しながら増資などで資金を調達するという形になるかと思います。

――物流系のREITでも利益超過を多めに出す投資法人と全く出さない投資法人があり、運用方法や分配の考え方に違いがありますが、インフラ市場に上場する2銘柄でも同じように違いがありますか。

インフラ投資法人毎に減価償却や利益超過分配の考え方があり、特色はあろうかと思います。投資家の皆様には、まだ十分に認知されてないと思いますので、今後もIRに注力し、インフラ投資法人の認知を拡げていきたいと思います。そのうえで、いちごグリーンの安定的な収益性と利回りは、非常に魅力的なものとしてご理解いただけるものと考えています。

――大変お忙しい中ご対応いただき誠に有難うございました。

今回インタビューにご対応いただきました いちご投資顧問株式会社 日色隆善様です。

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