(2020/09/15)
エスコンジャパンリート投資法人が、第7期(2020年7月期)決算を発表した。 第7期は、投資口の追加発行を行い「tonarie大和高田」等、3物件を取得した。これにより前期比9.9%増益。投資口数19.4%増により、1口当たり分配金は3,430円と前期比8%減となった。 期末のポートフォリオは28物件、資産規模(取得額合計)は519億円、有利子負債比率は43.6%。ポートフォリオが食品スーパーやドラッグストアを中心に構成されているため、全物件で休業はなし。賃料減免は、スポーツクラブや飲食店を中心に4.8百万円(営業収益全体の0.3%)と、業績への影響は限定的。 第8期(2021年1月期)は、コロナ禍による賃料減免、解約を保守的に見積もる一方、支払利息、融資関連費用、投資口発行費用の減少により、前期比1.7%増益を見込み、1口当たり分配金は3,489円となる見通し。 第9期(2021年7月期)は、引き続き賃料減免や解約を想定する他、固都税の増加により、前期予想比2.6%減益を見込み、1口当たり分配金は3,400円となる見通し。
第7期実績 | 第8期予想 | 前期比 | 第9期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,902百万円 | 1,913百万円 | 0.6% | 1,875百万円 | ▲2.0% |
当期利益 | 970百万円 | 987百万円 | 1.8% | 962百万円 | ▲2.5% |
1口当たり分配金 | 3,430円 | 3,489円 | 1.7% | 3,400円 | ▲2.6% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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