(2021/03/12)
エスコンジャパンリート投資法人が、第8期(2021年1月期)決算を発表した。 第8期における物件取得はなし。NOIの増加、投資口発行費用の減少により、前期比5.0%増益となり、1口当たり分配金は3,599円となった。 期末のポートフォリオは28物件、資産規模(取得額合計)は519.8億円、有利子負債比率は43.5%。底地を含め固定賃料が98.6%を占め、賃料安定性は高い。またコロナ禍の影響による賃料減額要請や支払猶予は限定的。 第9期(2021年7月期)は、引き続きコロナ禍による賃料減額を保守的に織り込む。固都税の増加等により、前期比3%減益を想定し、1口当たり分配金は3,492円となる見通し。 第10期(2022年1月期)は、リファイナンス費用及び投資主総会費用の増加により、前期予想比5.1%減益を想定し、1口当たり分配金は3,315円となる見通し。 なお、スポンサーである日本エスコンは、中部電力との連携強化を目的とし、同社を割当先とする第三者割当増資を行う。これにより日本エスコンは中部電力の連結子会社となる見込み。
第8期実績 | 第9期予想 | 前期比 | 第10期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,922百万円 | 1,908百万円 | ▲0.7% | 1,909百万円 | 0.1% |
当期利益 | 1,018百万円 | 988百万円 | ▲2.9% | 938百万円 | ▲5.1% |
1口当たり分配金 | 3,599円 | 3,492円 | ▲3.0% | 3,315円 | ▲5.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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