(2021/09/15)
エスコンジャパンリート投資法人が、第9期(2021年7月期)決算を発表した。 第9期における物件取得はなし。コロナ禍を要因とする賃料減額や解約に伴う減収、固都税の増加により、前期比1.7%減益。1口当たり分配金は3,538円となった。 期末のポートフォリオは28物件、資産規模(取得額合計)は519億円、有利子負債比率は43.6%。 第10期(2022年1月期)は、期初に投資口の追加発行を行い「シュロアモール長嶺」等、商業施設3物件、底地8物件の計11物件を取得し、資産規模は696億円となった。これにより前期比25.3%増益を見込む。投資口数が24.4%増加するも、1口当たり分配金は3,565円と前期比0.8%増となる見通し。 第11期(2022年7月期)は、パレマルシェ西春の主要テナントが2022年4月に契約終了となる。これによる減収や固都税の増加を想定する一方、投資口発行費用やリファイナンス費用の減少により、前期予想比0.2%増益を見込み、1口当たり分配金は3,570円となる見通し。 引き続き中期目標である資産規模1,000億円を目指す。
第9期実績 | 第10期予想 | 前期比 | 第11期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,910百万円 | 2,469百万円 | 29.3% | 2,466百万円 | ▲0.1% |
当期利益 | 1,001百万円 | 1,254百万円 | 25.3% | 1,256百万円 | 0.2% |
1口当たり分配金 | 3,538円 | 3,565円 | 0.8% | 3,570円 | 0.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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