(2017/02/16)
産業ファンド投資法人が、第19期(平成28年12月期)決算を発表した。 第19期は「IIF大阪此花ロジスティクスセンター」等4物件を取得する一方、「IIF東雲R&Dセンター」を売却。東雲R&Dセンターのテナント退去及び売却による減収が発生するも、新規取得物件の収益が寄与し、前期比1.8%増益、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は9,768円となった。 期末のポートフォリオは49物件、資産規模(取得額合計)は2,127億円、有利子負債比率は52.7%。 第20期(平成29年7月期)より決算期が6月/12月から1月/7月に変更となるため、第20期のみ運用期間が7ヶ月間となる。 投資口の追加発行を行い「IIF大阪住之江ロジスティクスセンター」等11物件を取得する。これによる賃貸収益及び運用期間の変則により、前期比33%増益を見込む。投資口数が12.7%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は11,538円となる見通し。 続く第21期(平成30年1月期)の運用期間は6ヶ月間。前期より運用期間が短くなるため、前期予想比11.8%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は10,173円となる見通し。
第19期実績 | 第20期予想(※) | 前期比 | 第21期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,069百万円 | 10,047百万円 | 24.5% | 8,940百万円 | ▲11.0% |
当期利益 | 3,442百万円 | 4,579百万円 | 33.0% | 4,038百万円 | ▲11.8% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
9,765円 | 11,531円 | 18.1% | 10,167円 | ▲11.8% |
1口当たり利益超過分配金 | 3円 | 7円 | 133.3% | 6円 | ▲14.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
9,768円 | 11,538円 | 18.1% | 10,173円 | ▲11.8% |
※第20期の運用期間:2017/1/1~2017/7/31の7ヶ月間 |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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