(2023/02/22)
産業ファンド投資法人が、IIF神戸ロジスティクスセンターを売却する。 売却する物件は、神戸市灘区摩耶埠頭に位置する、2001年竣工の物流施設。 21年2月にテナント退去後、マルチテナント型施設へ改修しテナント誘致を進めたが、現在の稼働率は18.1%と低稼働であった。売却先(非開示)より簿価を上回る価格で売却提案を受け、売却を決定した。売却額は85.2億円。23年7月期~24年7月期の3期(計4回)に分割して売却する。 併せて23年1月期業績予想を修正した。IIF羽村ロジスティクスセンターの再開発に伴う解体において廃棄物処理費用として715百万円を計上。これにより9月に公表した業績予想に対し9.3%減益を見込むが、税会不一致が発生するため一時差異等調整引当額を計上し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,122円と前回予想比1.7%増となる見通し。 なお、廃棄物処理費用は23年7月~24年7月期の3期に渡って実施予定。各期において税会不一致が解消するため、一時差異等調整引当額の戻入が発生する。このためIIF神戸ロジスティクスセンターの売却益を計上し、分配金を維持する予定。 これらに伴う23年7月期以降の業績予想への影響は、3月開示予定の23年1月期決算にて公表する。
<売却> | |||
物件名称 | IIF神戸ロジスティクスセンター | ||
所在地 | 兵庫県神戸市灘区摩耶埠頭 | ||
売却額 | 8,520百万円 | ||
簿価(2022/7末時点) | 5,754百万円 | ||
差額(売却額-簿価) | 2,766百万円 | ||
売却日 | 2023年4月、7月、2024年1月、3月 | ||
売却先 | 非開示 | ||
第31期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 17,944百万円 | 17,922百万円 | 0.1% |
当期利益 | 5,940百万円 | 6,547百万円 | ▲9.3% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まず) |
2,870円 | 3,070円 | ▲6.5% |
1口当たり利益超過分配金 | 252円 | 0円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,122円 | 3,070円 | 1.7% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
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4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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