(2016/03/11)
アドバンス・レジデンス投資法人が、第11期(平成28年1月期)決算を発表した。第11期は「レジディア代々木Ⅱ」と「レジディア栄」の2棟を取得。前期に取得した物件の通期稼働が寄与する一方、固都税の増加によって、営業利益ベースでは前期比0.2%減益だが、支払利息の減少を受け当期純利益ベースでは0.1%増益、1口当たり分配金は4,578円となった。期末のポートフォリオは251物件、資産規模(取得価格合計)は4,258億円、有利子負債比率は51.4%。第12期(平成28年7月期)は「レジディア新御徒町Ⅱ」等都内のレジデンス4棟を取得。これにより前期比0.3%増益を見込み、1口当たり分配金は4,590円となる見通し。続く第13期(平成29年1月期)は、前期予想比0.2%増益を見込む。なお、平成27年度税制改正に対応し、第12期に内部留保335億円を一時差異等調整積立金へ振り替え、第13期以降毎期335百万円(50年均等額)以上を取り崩し分配する方針。これに伴い第13期は、一時差異等調整積立金より336百万円を取り崩し、1口当たり分配金は4,859円となる見通し。
第11期実績 | 第12期予想 | 前期比 | 第13期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 15,082百万円 | 15,363百万円 | 1.9% | 15,296百万円 | ▲0.4% |
当期利益 | 5,951百万円 | 5,967百万円 | 0.3% | 5,980百万円 | 0.2% |
分配金総額 | 5,951百万円 | 5,967百万円 | 0.3% | 6,316百万円 | 5.8% |
1口当たり分配金 | 4,578円 | 4,590円 | 0.3% | 4,859円 | 5.9% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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