(2020/09/16)
アドバンス・レジデンス投資法人が、第20期(2020年7月期)決算を発表した。 第20期は物件入替えを行い、「レジディア南品川Ⅱ」等5物件を取得、「レジディア亀山」等3物件を売却した。「レジディア亀山」の売却損511百万円を「レジディア京橋」等の売却益506百万円で相殺するが、前期の売却益の反動減、繁忙期に伴う修繕費等の増加により、前期比7.9%減益。一時差異等調整積立金及び内部留保より計483百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,635円と前期を僅かに上回った。 賃料は引き続き上昇傾向であるが、コロナ禍の影響から、新規申込が減少し、稼働率は低下。今後は賃料上昇よりも稼働率を上げていくリーシングに転換していく移行。 期末のポートフォリオは271物件、資産規模(取得額合計)は4,567億円、有利子負債比率は48.0%。 第21期(2021年1月期)は、前期の物件損益がなくなる。非繁忙期に伴い修繕費等が減少する一方、コロナ禍による稼働率の低下を想定し、前期比2.0%減益を見込む。一時差異等調整積立金及び内部留保より計497百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,540円となる見通し。 第22期(2021年7月期)は、賃料上昇による増収を想定する一方、繁忙期による修繕費等の増加により、当期利益は前期予想と同水準を見込む。一時差異等調整積立金及び内部留保より計497百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,540円となる見通し。 コロナ禍を要因とする稼働率の低下に伴い、中期目標である1口当たり利益5,400円超、1口当たり分配金5,600円超の達成時期を従来より後ろ倒し、今後3年程度に置く。
第20期実績 | 第21期予想 | 前期比 | 第22期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 17,357百万円 | 16,702百万円 | ▲3.8% | 16,884百万円 | 1.1% |
当期利益 | 7,320百万円 | 7,174百万円 | ▲2.0% | 7,174百万円 | 0.0% |
分配金総額 | 7,804百万円 | 7,672百万円 | ▲1.7% | 7,672百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 5,635円 | 5,540円 | ▲1.7% | 5,540円 | 0.0% |
PR
PR
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。