(2022/09/14)
アドバンス・レジデンス投資法人が、第24期(2022年7月期)決算を発表した。 第24期は、「レジディア荻窪Ⅲ」等、住宅5物件を取得した。ポートフォリオ全体の期中平均稼働率は96.7%と前期より0.5ポイント上昇、また入替えによる賃料変動率はプラスに転じた。これにより賃貸収益は増加したが、前期の物件売却益がなくなったことにより、前期比4.2%減益。一時差異等調整積立金及びその他内部留保より計525百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,786円と前期比1.7%増となった。 期末のポートフォリオは277物件、資産規模(取得額合計)は4,687億円、有利子負債比率は49.0%。 第25期(2023年1月期)は、「レジディア上池袋」「東京・スチューデントハウス和光」を売却する。期中平均稼働率は96.5%を想定。前期に取得した物件の通期稼働や、2物件の売却益507百万円が寄与し、前期比5.6%増益を見込む。物件売却益507百万円を内部留保とする一方、一時差異等調整積立金及びその他内部留保より525百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,725円となる見通し。 第26期(2023年7月期)は、期中平均稼働率96.6%を想定する。前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比6.4%減益を見込む。一時差異等調整積立金及びその他内部留保より525百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,725円と前期予想と同額となる見通し。
第24期実績 | 第25期予想 | 前期比 | 第26期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 17,253百万円 | 17,728百万円 | 2.8% | 17,375百万円 | ▲2.0% |
当期利益 | 7,488百万円 | 7,910百万円 | 5.6% | 7,403百万円 | ▲6.4% |
分配金総額 | 8,013百万円 | 7,929百万円 | ▲1.0% | 7,929百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 5,786円 | 5,725円 | ▲1.1% | 5,725円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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