(2023/09/12)
アドバンス・レジデンス投資法人が、第26期(2023年7月期)決算を発表した。 第26期は、「レジディア玉造」を取得、「レジディア栄」「レジディア麻布台」の一部を売却した。売却益840百万円が寄与したが、修繕費や減価償却費の増加により、前期比1.7%減益。売却益の一部を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より759百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,850円と前期比0.2%増となった。 期末のポートフォリオは277物件、資産規模(取得額合計)は4,723億円、有利子負債比率は49.5%。 併せて投資口の追加発行を行う。公募増資は2019年以来4年ぶり。 発行口数は45,600口、オーバーアロットメントによる売出口数は2,400口。これにより発行後の投資口数は3.5%増の1,433,000口となる予定。 調達額は158億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、「レジディア白金高輪Ⅱ」等、住宅11物件、取得額は計225.39億円。9月及び2024年4月に取得する。これにより取得後のポートフォリオ全体の規模は4.6%増の4,940億円となる。 第27期(2024年1月期)は、新規11物件のうち7物件を取得、「レジディア麻布台」の残り持分を売却する。新規物件の収益が寄与し、前期比0.1%増益を見込む。差引き385百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より852百万円を取崩し、1口当たり分配金は5,870円と0.3%増となる見通し。 第28期(2024年7月期)は、新規11物件のうち残り4物件を取得する。新規物件の収益が寄与する一方、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比9.6%減益を見込む。内部留保より406百万円、一時差異等調整積立金より854百万円をそれぞれ取崩し、1口当たり分配金は5,890円と前期予想比0.3%増となる見通し。
第26期実績 | 第27期予想 | 前期比 | 第28期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 18,523百万円 | 18,623百万円 | 0.5% | 18,186百万円 | ▲2.3% |
当期利益 | 7,939百万円 | 7,944百万円 | 0.1% | 7,179百万円 | ▲9.6% |
分配金総額 | 8,102百万円 | 8,411百万円 | 3.8% | 8,440百万円 | 0.3% |
1口当たり分配金 | 5,850円 | 5,870円 | 0.3% | 5,890円 | 0.3% |
PR
PR
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。