(2017/03/14)
ケネディクス・レジデンシャル投資法人が、第10期(平成29年1月期)決算を発表した。 第10期は「KDXレジデンス西麻布」等、都内のレジデンスを中心に10物件を取得する一方、「KDXレジデンス上杉」等、地方都市の2物件を売却。これに伴う賃貸収益の増加、物件売却益30百万円が寄与し、前期比5.4%増益。物件売却益を内部留保するも、1口当たり分配金は6,533円と前期を2.7%上回った。 期末のポートフォリオは113物件、資産規模(取得額合計)は1,550億円、有利子負債比率は48.9%。 第11期(平成29年7月期)は、前期に取得した物件が通期寄与する一方、固都税やリーシング費用の増加、前期の物件売却益がなくなることにより、前期比2.2%減益を見込み、1口当たり分配金は6,470円となる見通し。 なお、ホテル、サービスアパートメント等の運営型住宅をポートフォリオの20%を上限に投資対象に組み入れる方針変更を予定(28日開催予定の投資主総会の承認を要する)。ホテルの取得に関して、私募REITであるケネディクス・プライベート投資法人に劣後して優先検討権を取得する予定。
第10期実績 | 第11期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 5,468百万円 | 5,504百万円 | 0.7% |
当期利益 | 2,310百万円 | 2,258百万円 | ▲2.3% |
分配金総額 | 2,280百万円 | 2,258百万円 | ▲1.0% |
1口当たり分配金 | 6,533円 | 6,470円 | ▲1.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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