(2019/03/14)
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人が、第14期(2019年1月期)決算を発表した。 第14期は、投資口の追加発行を行い「KDXレジデンス夙川ヒルズ」等10物件を取得、「KDXレジデンス勾当台」を売却した。物件売却益が減少、前期の合併費用がなくなるが、新規物件の賃貸収益が寄与し、経常利益ベースでは前期比26.6%増益。物件売却益より108百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より20百万円を取崩し、投資口数が11%増加するも、1口当たり分配金は4,039円と前期を0.3%上回った。 期末のポートフォリオは138物件、資産規模2,209億円、有利子負債比率は50.3%。 第15期(2019年7月期)は、2期連続となる投資口の追加発行を行い、「ツクイ・サンシャイン町田」等6物件を取得、「KDXレジデンス新大阪」を売却する。これによる賃貸収益の増加が寄与し、前期比1.2%増益を見込む。一時差異等調整積立金より20百万円を取り崩すが、投資口数4.4%増加により、1口当たり分配金は4,030円と前期を0.2%下回る見通し。 第16期(2020年2月期)は、前期の物件売却益がなくなることや消費税増税の影響を想定し、前期予想比5.4%減益を見込む。一時差異等調整積立金より20百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,813円となる見通し。 引き続き2022年までに資産規模3,000億円、1口当たり巡航分配金4,000円を目指す。
第14期実績 | 第15期予想 | 前期比 | 第16期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 7,823百万円 | 8,072百万円 | 3.2% | 7,926百万円 | ▲1.8% |
当期利益 | 3,598百万円 | 3,643百万円 | 1.3% | 3,445百万円 | ▲5.4% |
分配金総額 | 3,510百万円 | 3,657百万円 | 4.2% | 3,460百万円 | ▲5.4% |
1口当たり分配金 | 4,039円 | 4,030円 | ▲0.2% | 3,813円 | ▲5.4% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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