(2020/03/16)
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人が、第16期(2020年1月期)決算を発表した。 第16期は「KDXレジデンス西船橋」「KDXレジデンス阿佐ヶ谷Ⅱ」を取得する一方「メロディーハイム御殿山」を売却した。前期に取得した物件の通期稼働等により賃貸収益が増加するが、前期より物件売却益が減少したため、前期比3.4%減益。一時差異等調整積立金より20百万円、内部留保より54百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,064円となった。 期末のポートフォリオは144物件、資産規模(取得額合計)は2,347億円、有利子負債比率は49.7%。 第17期(2020年7月期)は、投資口の追加発行を行い「KDXレジデンス幡ヶ谷」等、住宅及びホテル計8物件を取得する一方、「KDXレジデンス泉中央」を売却。これによる賃貸収益の増加、物件売却益83百万円が寄与し、前期比4.1%増益を見込む。一時差異等調整積立金より20百万円、内部留保より84百万円を取崩し、投資口数が4.8%増加するも、1口当たり分配金は4,065円と前期を僅かに上回る見通し。 第18期(2021年1月期)は「KDXレジデンス中延」を取得予定。第17期に取得した物件が通期寄与するが、物件売却益の反動減により、前期予想比0.3%減益を見込む。一時差異等調整積立金より20百万円、内部留保より95百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,066円となる見通し。 増資及び物件取得により、従来の中期目標である2022年までに1口当たり巡航分配金4,000円が前倒しで達成する見込み。目標達成時期を2021年7月期までに変更する。
第16期実績 | 第17期予想 | 前期比 | 第18期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,066百万円 | 8,408百万円 | 4.2% | 8,419百万円 | 0.1% |
当期利益 | 3,613百万円 | 3,762百万円 | 4.1% | 3,751百万円 | ▲0.3% |
分配金総額 | 3,687百万円 | 3,866百万円 | 4.9% | 3,867百万円 | 0.0% |
1口当たり分配金 | 4,064円 | 4,065円 | 0.0% | 4,066円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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