(2021/02/15)
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は42,500口、オーバーアロットメントによる売出口数は2,125口。これにより発行後の投資口数は4.7%増の995,883口となる予定。 調達額は76億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 取得する物件は、「KDXレジデンス天王町」等、住宅4物件、ヘルスケア施設2物件の計6物件、取得額は計100億円。これにより取得後の資産規模は3.9%増の2,688億円となる。 これに伴い、第18期(2021年1月期)及び第19期(2021年7月期)業績予想を修正。 第18期は、期中に取得した「KDXレジデンス中板橋」等6物件(うち2物件は追加取得)の収益を反映し、9月に公表した業績予想に対し0.2%増益を見込む。内部留保取崩額を当初想定より減額し、1口当たり分配金は4,066円と変わらない見通し。有利子負債比率は51.3%を想定。 上記の公募増資が反映される第19期は、新規6物件のうち5物件を取得、またKDXレジデンス千駄ヶ谷を売却予定。5物件の収益と物件売却益435百万円計上により、前回予想比10.6%増益を見込む。物件売却益のうち65百万円を内部留保し、投資口数が増加するも、1口当たり分配金は4,100円と前回予想を0.8%上回る見通し。 併せて第20期(2022年1月期)業績予想を発表。新規6物件のうち1物件を取得予定。これにより賃貸収益は増加するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比2.6%減益を見込む。内部留保を取崩し、1口当たり分配金は4,101円と前期予想を維持する。また有利子負債比率は50.2%へ低下する見込み。
<取得> | ||||
物件名称 | 所在地 | 取得金額 | 還元利回り | 売主 |
KDXレジデンス天王町 | 神奈川県横浜市 | 844百万円 | 4.10% | 非開示 |
KDXレジデンス川崎 | 神奈川県川崎市 | 910百万円 | 4.20% | (株)住協 |
KDXレジデンス蒲田南Ⅱ | 東京都大田区 | 780百万円 | 3.80% | 住協建設(株) |
KDXレジデンス上石神井Ⅱ | 東京都練馬区 | 3,087百万円 | 4.00% | 合同会社KRF96 |
メディカルホームグランダ苦楽園 | 兵庫県西宮市 | 2,709百万円 | 4.60% | 合同会社KRF96 |
リハビリホームグランダ神戸北野 | 兵庫県神戸市 | 1,720百万円 | 4.60% | SMFLみらいパートナーズ(株) |
合 計 | 10,050百万円 | |||
第18期予想 | (修正前) | 増減率 | ||
営業収益 | 8,374百万円 | 8,369百万円 | 0.1% | |
当期利益 | 3,656百万円 | 3,649百万円 | 0.2% | |
分配金総額 | 3,867百万円 | 3,867百万円 | 0.0% | |
1口当たり分配金 | 4,066円 | 4,066円 | 0.0% | |
第19期予想 | (修正前) | 増減率 | ||
営業収益 | 9,129百万円 | 8,477百万円 | 7.7% | |
当期利益 | 4,128百万円 | 3,731百万円 | 10.6% | |
分配金総額 | 4,083百万円 | 3,868百万円 | 5.6% | |
1口当たり分配金 | 4,100円 | 4,067円 | 0.8% | |
第20期予想 | (第19期予想) | 増減率 | ||
営業収益 | 8,966百万円 | 9,129百万円 | ▲1.8% | |
当期利益 | 4,022百万円 | 4,128百万円 | ▲2.6% | |
分配金総額 | 4,084百万円 | 4,083百万円 | 0.0% | |
1口当たり分配金 | 4,101円 | 4,100円 | 0.0% |
PR
PR
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。