(2022/03/16)
ケネディクス・レジデンシャル・ネクスト投資法人が、第20期(2022年1月期)決算を発表した。 第20期は、「KDXレジデンス横濱紅葉坂」等、5物件を取得する一方、「KDXレジデンス東武練馬」を売却した。住宅の期中平均稼働率は96.3%と前期より0.4ポイント上昇した。賃貸収益は増加したが、物件売却益の減少により、前期比0.7%減益。物件売却益より55百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より20百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,101円と前期比0.4%減となった。 期末のポートフォリオは165物件、資産規模(取得額合計)は2,775億円、有利子負債比率は51.5%。 第21期(2022年7月期)は、投資口の追加発行を行い「KDXレジデンス梅島」等、7物件を取得する。物件売却益がなくなる一方、新規物件の収益が寄与し、前期比0.4%増益を見込む。一時差異等調整積立金より20百万円、その他内部留保より131百万円を取崩し、投資口数が5%増加するも、1口当たり分配金は4,101円と前期と同額となる見通し。 第22期(2023年1月期)は、前期に取得する物件の通期稼働により、前期予想比2.1%増益を見込む。一時差異等調整積立金より20百万円、その他内部留保より64百万円を取崩し、1口当たり分配金は4,120円と前期予想比0.5%増となる見通し。 なお、前期に設定した分配金下限目標4,101円を第22期以降4,120円に上方修正する。 引き続き中期目標である2025年までに資産規模3,700億円、1口当たり巡航分配金は4,300円を目指す。
第20期実績 | 第21期予想 | 前期比 | 第22期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,143百万円 | 9,407百万円 | 2.9% | 9,486百万円 | 0.8% |
当期利益 | 4,119百万円 | 4,136百万円 | 0.4% | 4,223百万円 | 2.1% |
分配金総額 | 4,084百万円 | 4,288百万円 | 5.0% | 4,308百万円 | 0.5% |
1口当たり分配金 | 4,101円 | 4,101円 | 0.0% | 4,120円 | 0.5% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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