(2023/10/17)
ヒューリックリート投資法人が、第19期(2023年8月期)決算を発表した。 第19期は、「ヒューリック小舟町ビル」等4物件を取得する一方、「ヒューリック銀座7丁目ビル」の一部を売却した。ポートフォリオの66%を占めるオフィスの期中平均賃料稼働率は95.7%と前期より1.6ポイント上昇。賃貸収益の増加及び物件売却益365万円が寄与し、前期比3.6%増益。52百万円を内部留保とし、1口当たり分配金は3,480円と前期と同額となった。 期末のポートフォリオは66物件、資産規模(取得額合計)は3,909億円、有利子負債比率は44.8%。 第20期(2024年2月期)は、「ヒューリック銀座7丁目ビル」の残持分を売却。オフィスの期中平均賃料稼働率は97.2%と前期より1.5ポイント上昇する想定だが、売却した物件の収益減や修繕費の増加により、前期比1.0%減益を見込む。1口当たり分配金は3,480円と前期と同額となる見通し。 第21期(2024年8月期)は、オフィスの期中平均賃料稼働率が98.1%と前期予想より0.9ポイント上昇する想定だが、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比5.2%減益を見込む。内部留保より258百万円を取崩し、1口当たり分配金は3,480円を維持する見通し。
第19期実績 | 第20期予想 | 前期比 | 第21期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 11,222百万円 | 11,132百万円 | ▲0.8% | 10,722百万円 | ▲3.7% |
当期利益 | 5,063百万円 | 5,012百万円 | ▲1.0% | 4,752百万円 | ▲5.2% |
分配金総額 | 5,011百万円 | 5,012百万円 | 0.0% | 5,010百万円 | ▲0.0% |
1口当たり分配金 | 3,480円 | 3,480円 | 0.0% | 3,480円 | 0.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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