(2017/11/14)
ケネディクス商業リート投資法人が、第5期(平成29年9月期)決算を発表した。 第5期は、投資口の追加発行を行い「サンストリート浜北」等、商業施設及び底地計9物件を取得。これにより前期比21.6%増益。投資口数が20.2%増加するも、1口当たり分配金は6,115円と前期を1.2%上回った。 期末のポートフォリオは51物件、資産規模(取得額合計)は2,049億円、有利子負債比率は42.6%。 併せて、ケーズデンキ中川富田店(底地)を平成30年4月に売却することを発表。物件売却は2015年2月上場後初めて。売却額は11.28億円。売却先は日本商業開発。簿価との差額は220百万円となり、第7期(平成30年9月期)に売却益が発生する見込み。 第6期(平成30年3月期)は、前期に取得した物件の通期稼働が寄与し、前期比1.2%増益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,200円となる見通し。 第7期(平成30年9月期)は、物件売却益210百万円を見込む一方、MONA新浦安のリニューアル工事に伴う賃料収入減、固都税の増加等により、前期予想比1.5%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,108円となる見通し。 なお、資産規模2,000億円を前倒しで達成したことから、今後の中期的な目標として、有利子負債比率の水準や投資口の希薄化に留意しながら、資産規模を2~3年で3,000億円、3年後の分配金水準6,500円を目指す。
第5期実績 | 第6期予想 | 前期比 | 第7期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 7,803百万円 | 8,039百万円 | 3.0% | 8,136百万円 | 1.2% |
当期利益 | 3,104百万円 | 3,142百万円 | 1.2% | 3,096百万円 | ▲1.5% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
6,115円 | 6,190円 | 1.2% | 6,098円 | ▲1.5% |
1口当たり利益超過分配金 | 0円 | 10円 | - | 10円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
6,115円 | 6,200円 | 1.4% | 6,108円 | ▲1.5% |
<売却> | |||||
物件名称 | ケーズデンキ中川富田店(底地) | ||||
所在地 | 愛知県名古屋市中川区富田町 | ||||
売却額 | 1,128百万円 | ||||
簿価(H29/9末) | 907百万円 | ||||
差額(売却額-簿価) | 221百万円 | ||||
売却日 | 平成30年4月27日 | ||||
売却先 | 日本商業開発(株) |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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