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ケネディクス商業リート投資法人 (3453)

J-REIT銘柄情報

3453 ケネディクス商業リート投資法人

ケネディクス商業リート投資法人が第8期決算、ウエルシア岸和田加守店(底地)の売却を発表

(2019/05/16)

ケネディクス商業リート投資法人(KRR)が、第8期(2019年3月期)決算を発表した。 第8期は、「武蔵嵐山配送センター」を取得、「ソララプラザ」の一部、「グルメシティ千葉中央店」を売却した。またMONA新浦安の大規模リニューアルが終了。これに伴う賃貸収益の増加、修繕費の減少、また物件売却益の増加により、前期比2.7%増益。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,477円となった。 期末のポートフォリオは53物件、資産規模(取得額合計)は2,132億円、有利子負債比率は44.6%。 併せてウエルシア岸和田加守店(底地)を10月に売却することを発表した。物件は、大阪府岸和田市にあるドラッグストアの底地。ポートフォリオの中で小規模の物件であること、鑑定価格が簿価を下回り、今後の商圏動態から見て、含み損解消が見込めないことから、売却を決定した。売却額は5.6億円。売却先は、KRRと物件情報等のサポート契約を締結する日本商業開発。 第9期(2019年9月期)は、「座間配送センター」「追浜配送センター」「横浜上郷配送センター」を取得する一方、「ソララプラザ」の残り持分を売却する。売却益は200百万円を想定。 売却益が減少、固都税が増加する一方、新規3物件の収益が寄与し、当期純利益は前期と同水準を見込む。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,480円となる見通し。 第10期(2020年3月期)は、ウエルシア岸和田加守店(底地)の売却益56百万円を見込むが、物件売却益の減少により、前期予想比1.8%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,364円となる見通し。 引き続き、外部成長や物件入替えによる収益増加によって、巡航分配金6,500円を目指す。

           
  第8期実績 第9期予想 前期比 第10期予想 前期比
営業収益 8,415百万円 8,586百万円 2.0% 8,298百万円 ▲3.4%
当期利益 3,283百万円 3,284百万円 0.0% 3,226百万円 ▲1.8%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含まない)
6,138円 6,470円 5.4% 6,354円 ▲1.8%
1口当たり利益超過分配金 339円 10円 ▲97.1% 10円 0.0%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含む)
6,477円 6,480円 0.0% 6,364円 ▲1.8%
<売却>          
物件名称 ウエルシア岸和田加守店(底地)    
所在地 大阪府岸和田市加守町    
売却額 560百万円    
簿価(2019/3末) 497百万円    
差額(売却額-簿価) 63百万円    
売却日 2019年10月31日    
売却先 日本商業開発(株)    

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