(2019/11/15)
ケネディクス商業リート投資法人が、第9期(2019年9月期)決算を発表した。 第9期は「羽曳が丘ショッピングセンター」等4物件を取得、「フルルガーデン八千代」「ソララプラザ」残り持分を売却した。水光熱費や減価償却費等の賃貸費用が増加するが、賃貸収入及び物件売却益の増加により、前期比0.1%増益。1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,486円となった。 期末のポートフォリオは55物件、資産規模(取得額合計)は2,009億円、有利子負債比率は44.9%。 第10期(2020年3月期)は、2年半ぶりに投資口の追加発行を行い、「カルサ平塚」等7物件を取得する一方、「ウエルシア岸和田加守店」の底地を売却。売却益が減少するが、新規に取得した物件の収益が寄与し、前期比5.9%増益を見込む。投資口数が5.6%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,501円と前期比0.2%増となる見通し。 第11期(2020年9月期)は、前期の物件売却益がなくなることや、固都税の増加により営業利益ベースでは前期予想比0.4%減を想定するが、投資口発行費用の減少等により、当期利益は0.1%増を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,506円と前期予想を僅かに上回る見通し。 有利子負債比率は、第10期末及び第11期末ともに44.5%を想定。 従来の目標であった1口当たり巡航分配金6,500円が前倒しで達成見込みとなったことから、新たな目標として今後3~5年に1口当たり7,000円を掲げる。 また増資後の資産規模が2,250億円となったことから、今後2年程度で資産規模3,000億円を目標とする。
第9期実績 | 第10期予想 | 前期比 | 第11期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 8,609百万円 | 8,257百万円 | ▲4.1% | 8,414百万円 | 1.9% |
当期利益 | 3,287百万円 | 3,481百万円 | 5.9% | 3,483百万円 | 0.1% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
6,242円 | 6,491円 | 4.0% | 6,496円 | 0.1% |
1口当たり利益超過分配金 | 244円 | 10円 | ▲95.9% | 10円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
6,486円 | 6,501円 | 0.2% | 6,506円 | 0.1% |
PR
PR
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。