(2021/11/16)
ケネディクス商業リート投資法人が、第13期(2021年9月期)決算を発表した。 第13期は、投資口の追加発行を行い、「キテラタウン調布」等、商業施設4物件を取得する一方、「阪急オアシス枚方出口店」等、3物件を売却した。賃貸収益及び物件売却益の増加により、前期比12.2%増益。投資口数が8.6%増加するも、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,328円と前期比3.3%増となった。 期末のポートフォリオは66物件、資産規模(取得額合計)は2,452億円、有利子負債比率は44.1%。 第14期(2022年3月期)は、「キテラタウン福岡長浜」を取得する一方、「代官山アドレス・ディセ」の残持分を売却する。新規物件の賃貸収益が寄与するが、売却益が前期より減少するため、前期比4.3%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は7,010円となる見通し。 第15期(2022年9月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比6.6%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は6,550円となる見通し。 なお、コロナ禍の影響で一旦取り下げた中期目標を再度設定した。1口当たり巡航分配金7,000円、資産規模3,400億円を目指す。外部成長とともに引き続き物件入替えも検討する。
第13期実績 | 第14期予想 | 前期比 | 第15期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,576百万円 | 9,308百万円 | ▲2.8% | 9,062百万円 | ▲2.6% |
当期利益 | 4,261百万円 | 4,076百万円 | ▲4.3% | 3,808百万円 | ▲6.6% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
7,274円 | 7,001円 | ▲3.8% | 6,541円 | ▲6.6% |
1口当たり利益超過分配金 | 54円 | 9円 | ▲83.3% | 9円 | 0.0% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
7,328円 | 7,010円 | ▲4.3% | 6,550円 | ▲6.6% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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