(2019/09/13)
サムティ・レジデンシャル投資法人が、第8期(2019年7月期)決算を発表した。 第8期は、物件入替えを推進し、「S-RESIDENCE葵」等5物件を取得する一方、「S-FORT山王」を売却した。物件売却益427百万円が寄与し、前期比24.5%増益。減価償却費33%相当額の利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は3,723円と前期を21%上回った。 期末のポートフォリオは96物件、資産規模(取得額合計)は908億円、有利子負債比率は51.6%。 第9期(2020年1月期)は、スポンサーを割当先とする第三者割当増資を行い、レジデンス22物件を取得、一方「S-FORT藤が丘」を売却する。これによる賃貸収益の増加、物件売却益104百万円が寄与するが、物件売却益の減少や前期計上した消費税還付がなくなるため、前期比12%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,824円となる見通し。 第10期(2020年7月期)は、物件売却益がなくなることや固都税の増加により、前期予想比8.3%減益を見込み、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,680円となる見通し。
第8期実績 | 第9期予想 | 前期比 | 第10期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 3,677百万円 | 3,761百万円 | 2.3% | 3,760百万円 | ▲0.0% |
当期利益 | 1,644百万円 | 1,443百万円 | ▲12.2% | 1,322百万円 | ▲8.4% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
3,261円 | 2,435円 | ▲25.3% | 2,232円 | ▲8.3% |
1口当たり利益超過分配金 | 462円 | 389円 | ▲15.8% | 448円 | 15.2% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
3,723円 | 2,824円 | ▲24.1% | 2,680円 | ▲5.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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