(2016/09/14)
スターアジア不動産投資法人が、第1期(平成28年7月期)決算を発表した。第1期の実質的な運用期間は、物件取得を開始した1月14日からの200日間。18棟を運用し、当期純利益333百万円。繰延ヘッジ損失発生に伴い利益超過分配を行い、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は968円となった。 期末のポートフォリオは18物件、資産規模(取得額合計)は615億円、有利子負債比率は47.4%。 第2期(平成29年1月期)より運用期間が6ヶ月間となる。営業利益ベースでは前期比1.9%増益見込みだが、上場費用や融資関連費用の減少により当期純利益は214%増益を見込み、1口当たり分配金は3,046円となる見通し。 第3期(平成29年7月期)は、固都税の費用化に伴い前期予想比10.5%減益を見込み、1口当たり分配金は2,726円となる見通し。 8月時点で6棟(最低購入価格計約166億円)の優先交渉権を保有する。年間300億円程度の取得により、2020年の資産規模2,000億円を目指す。
第1期実績 | 第2期予想 | 前期比 | 第3期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,859百万円 | 1,987百万円 | 6.9% | 2,000百万円 | 0.7% |
当期利益 | 333百万円 | 1,050百万円 | 215.3% | 939百万円 | ▲10.6% |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含まない) |
892円 | 3,046円 | 241.5% | 2,726円 | ▲10.5% |
1口当たり利益超過分配金 | 76円 | 0円 | - | 0円 | - |
1口当たり分配金 (利益超過分配金含む) |
968円 | 3,046円 | 214.7% | 2,726円 | ▲10.5% |
※第1期の実質運用期間:2016/1/14~2016/7/31の200日間 |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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