(2024/08/19)
スターアジア不動産投資法人が、投資口の追加発行を行う。公募増資は1年ぶり。 発行口数は315,000口、オーバーアロットメントによる売出口数は31,504口。これにより発行後の投資口数は13.3%増の2,687,000口となる予定。 調達額は177億円を見込み、併せて発表した物件の取得資金に充当する。 新たに取得する物件は、「KOKO HOTEL築地銀座」等ホテル4物件、取得額は計347億円。取得後のポートフォリオ全体の規模は2,765億円となり、ホテルの投資比率は37.5%に上昇する。 これらに伴い業績予想を修正。 第17期(2024年7月期)は、ホテルの変動賃料が想定を上回ったため、3月に公表した業績予想に対し5.3%増益を見込み、1口当たり分配金は1,596円となる見通し。 上記の公募増資及び物件取得が反映される第18期(2025年1月期)は、新規物件の賃貸収益や物件売却益314百万円が寄与し、前回予想比13.3%増益を見込む。投資口数の増加により、1口当たり分配金は1,538円と変わらない見通し。 第19期(2025年7月期)は、物件売却益がなくなるが、前期に取得した物件の通期稼働、融資関連費用の減少により、前期予想比1.3%増益を見込む。1口当たり分配金は1,553円と前期予想比1.0%増となる見通し。 引き続き中期目標である資産規模3,000億円、1口当たり分配金1,600円の2026年度達成を目指す。
第17期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 8,097百万円 | 7,959百万円 | 1.7% |
当期利益 | 3,662百万円 | 3,476百万円 | 5.4% |
分配金総額 | 3,785百万円 | 3,605百万円 | 5.0% |
1口当たり分配金 | 1,596円 | 1,520円 | 5.0% |
第18期予想 | (修正前) | 増減率 | |
営業収益 | 9,141百万円 | 8,156百万円 | 12.1% |
当期利益 | 4,035百万円 | 3,561百万円 | 13.3% |
分配金総額 | 4,132百万円 | 3,648百万円 | 13.3% |
1口当たり分配金 | 1,538円 | 1,538円 | 0.0% |
第19期予想 | (第18期予想) | 増減率 | |
営業収益 | 8,981百万円 | 9,141百万円 | ▲1.8% |
当期利益 | 4,086百万円 | 4,035百万円 | 1.3% |
分配金総額 | 4,172百万円 | 4,132百万円 | 1.0% |
1口当たり分配金 | 1,553円 | 1,538円 | 1.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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