(2025/03/17)
スターアジア不動産投資法人が、第18期(2025年1月期)決算を発表した。 第18期は、投資口の追加発行を行い、「KOKO HOTEL築地銀座」等5物件を取得する一方、「スマイルホテルなんば」等2物件を売却した。新規物件やホテルの変動賃料による賃貸収益の増加、物件売却益322百万円が寄与し、前期比23.3%。投資口数が13.3%増加するも、1口当たり利益分配金は増加。40百万円を内部留保する一方、一時差異等調整積立金より88百万円を取り崩し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は1,701円と前期比6.6%増となった。 期末のポートフォリオは74物件、資産規模(取得額合計)は2,765億円、有利子負債比率は47.5%。なお、ホテルを中心に取得したことによりホテルの投資比率が前期の29%から37.4%へ大幅上昇した。 第19期(2025年7月期)は、前期に取得した物件が通期寄与するが、前期の物件売却益がなくなるため、前期比5.4%減益を見込む。一時差異等調整積立金より88百万円を取り崩し、1口当たり分配金は1,625円となる見通し。 第20期(2026年1月期)は、ホテルの変動賃料の増加、リーシング費用の減少等により、前期予想比1.2%増益を見込む。一時差異等調整積立金より88百万円を取り崩し、1口当たり分配金は1,644円となる見通し。 中期目標の一つである1口当たり分配金1,600円を前倒しで達成した。当面は内部成長による1口当たり分配金の成長を最優先とする方針。
第18期実績 | 第19期予想 | 前期比 | 第20期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 9,690百万円 | 9,423百万円 | ▲2.8% | 9,668百万円 | 2.6% |
当期利益 | 4,522百万円 | 4,278百万円 | ▲5.4% | 4,330百万円 | 1.2% |
分配金総額 | 4,570百万円 | 4,366百万円 | ▲4.5% | 4,417百万円 | 1.2% |
1口当たり分配金 | 1,701円 | 1,625円 | ▲4.5% | 1,644円 | 1.2% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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