(2018/09/13)
スターアジア不動産投資法人が、第5期(2018年7月期)決算を発表した。 第5期は、投資口の追加発行を行い「日本橋浜町パークビル」等6物件を取得。これにより賃貸収益が増加する一方、前期の物件売却益がなくなったことから、前期比27%減益。投資口数13.6%増加により、1口当たり分配金は2,773円と前期を32%下回った。 期末のポートフォリオ(メザニンローン債権を除く)は29物件、資産規模(取得額合計)は860億円。有利子負債比率は46.2%。 第6期(2019年1月期)は、投資口の追加発行を行い「東神戸センタービル」等6物件を取得する一方、「博多駅東113ビル」の一部と「アーバンパーク新横浜」を売却する。 これによる賃貸収益の増加、物件売却益579百万円が寄与し、前期比48%増益を見込む。投資口数が14.9%増加するも、1口当たり分配金は3,580円と前期を29%上回る見通し。 第7期(2019年7月期)は、「博多駅東113ビル」の残り持分を売却し、売却益418百万円を計上する。売却益が減少するため、前期予想比5%減益を見込み、1口当たり分配金は3,400円となる見通し。 資産規模1,000億円が達成し、今後も物件入替えやメザニンローン債権投資を継続的に行い、2020年までに資産規模2,000億円を目指す。
第5期実績 | 第6期予想 | 前期比 | 第7期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 2,810百万円 | 3,795百万円 | 35.1% | 3,700百万円 | ▲2.5% |
当期利益 | 1,305百万円 | 1,936百万円 | 48.4% | 1,838百万円 | ▲5.1% |
1口当たり分配金 | 2,773円 | 3,580円 | 29.1% | 3,400円 | ▲5.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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