(2020/12/23)
森トラスト・ホテルリート投資法人が、第10期(2021年2月期)業績予想を発表した。 10月に発表した第9期(2020年8月期)決算発表時点では、コロナ禍によるホテルの変動賃料の影響を予測出来ず、業績予想を未定としたが、概ね見通しが出来たことから今回公表に至る。保有物件5物件のうち、固定賃料のホテルサンルートプラザ新宿を除いて、賃料算出基準となる期間が第9期よりもコロナ禍の影響を長期間受ける。このため前期比63%減益を見込み、1口当たり分配金は641円となる見通し。 仮に変動賃料のホテルの売上げがゼロとなる場合でも、最低保証賃料を受領できることから、年間の分配金の下限を1口当たり2,300円程度と試算する。 なお、第9期決算における営業収益の減少により、財務制限条項に抵触したが、分配金の支払いや利払い等の運営への影響はないとしている。
第10期予想 | (修正前) | 増減率 | (第9期実績) | 増減率 | |
営業収益 | 1,214百万円 | 未定 | - | 1,770百万円 | ▲31.4% |
当期純利益 | 320百万円 | 未定 | - | 880百万円 | ▲63.6% |
1口当たり分配金 | 641円 | 未定 | - | 1,761円 | ▲63.6% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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