(2022/06/27)
森トラスト・ホテルリート投資法人が、第13期(2022年8月期)業績予想を公表した。4月に公表した第12期(2022年2月期)決算発表時点では、コロナ禍に伴う業績への影響が予測出来ず、業績予想を未定としたが、変動賃料の見通しが立ったことから、改めて公表する。 ホテルサンルートプラザ新宿を除く4物件は変動賃料、うちヒルトン小田原リゾート&スパを除く3物件は最低保証賃料が存在する。最低保証賃料との差額を計上する時期が物件によって異なるため、2月期と8月期の収益が大きく異なる。 第13期は、コートヤード・バイ・マリオット東京ステーションと新大阪ステーションの年間最低保証賃料との差額が計上されるため、前期比106%増益を見込み、1口当たり分配金は2,189円となる見通し。 なお、最低年間分配金水準を変更する。従来はヒルトン小田原の変動賃料をゼロを前提として最低年間分配金を2,300円程度と試算していたが、コロナ禍でも運営が好調であることから、最低賃料実績を反映し、2,900円程度とする。 また保有するホテル5物件の運営状況については、蔓延防止重点措置が解除された4月以降GWに掛けて、国内の観光需要を中心に、フルサービスホテルにおいてはビジネス需要も回復している。また3月にビジネス目的の外国人の入国が再開したことから、外国人宿泊客も増加している。6月の入国制限緩和に伴い、団体旅行の予約も始まっている。
第13期予想 | (修正前) | 増減率 | (第12期実績) | 増減率 | |
営業収益 | 2,012百万円 | 未定 | - | 1,423百万円 | 41.4% |
当期純利益 | 1,094百万円 | 未定 | - | 530百万円 | 106.4% |
1口当たり分配金 | 2,189円 | 未定 | - | 1,061円 | 106.3% |
PR
PR
1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
---|---|---|
2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。 * 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。 * 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。 * 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。