(2022/10/20)
森トラスト・ホテルリート投資法人が、第13期(2022年8月期)決算を発表した。 第13期は、第11期に引き続き財務制限条項の抵触を解消するため、「コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション」の共有持分1%を森トラストに売却した。コートヤード・バイ・マリオット東京ステーションと新大阪ステーションの年間最低保証賃料との差額、物件売却益46百万円を計上し、前期比115%増益となり、1口当たり分配金は2,289円となった。 期末のポートフォリオは5物件、資産規模(取得額合計)は1,076億円、有利子負債比率は48.9%。 第14期(2023年2月期)は、コロナ禍による影響が不明で変動賃料を見積もることが難しいため、業績予想を未定とする。業績が概ね判明する12月を目処に公表する予定。上記の物件売却後も年間2,900円程度の最低年間分配金の水準は維持できる予定。 なお、足元のホテルの稼働状況については、3月下旬に蔓延防止等重点措置が解除、更に6月に入国制限の緩和を受け、稼働は回復基調にある。今後は、政府支援による国内レジャー客の取り込みや、入国者数上限撤廃に伴う更なるインバウンドの回復に期待する。
第13期実績 | 第14期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 2,053百万円 | 未定 | - |
当期利益 | 1,144百万円 | 未定 | - |
1口当たり分配金 | 2,289円 | 未定 | - |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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