(2022/04/13)
ザイマックス・リート投資法人が、第8期(2022年2月期)決算を発表した。 第8期は、日本都市ファンド投資法人と物件入替えを行い、「バロー勝川店」の底地を取得する一方、「ルネッサンス21千早」を一部売却した。 オフィスの期末稼働率は98.8%と前期比+4.5ポイントと大幅改善した。前期に取得した物件の通期稼働、前期に固定賃料を通期免除したホテルビスタ仙台の固定賃料復活、ルネッサンス21千早の売却益219百万円計上等により、前期比34.3%増益。1口当たり分配金は3,896円となった。 期末のポートフォリオは16物件、資産規模(取得額合計)は372億円、有利子負債比率は38.1%。 第9期(2022年8月期)は、投資口の追加発行を行い、「ザイマックス札幌大通ビル」等3物件を取得する一方、「ルネッサンス21千早」の残持分を売却する。オフィスの期末稼働率は99.2%を想定。新規物件の収益が寄与し、前期比10.9%増益を見込む。投資口数が11.8%増加により、1口当たり分配金は3,867円と前期比0.7%減となる見通し。 第10期(2023年2月期)は、前期の物件売却益がなくなるため、前期予想比20%減益を見込む。1口当たり分配金は3,091円となる見通し。 増資後の資産規模は434億円に拡大した。今後は従来以上のスピードで更なる成長を目指す意向。
第8期実績 | 第9期予想 | 前期比 | 第10期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 1,611百万円 | 1,825百万円 | 13.3% | 1,597百万円 | ▲12.5% |
当期利益 | 870百万円 | 965百万円 | 10.9% | 771百万円 | ▲20.1% |
1口当たり分配金 | 3,896円 | 3,867円 | ▲0.7% | 3,091円 | ▲20.1% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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