(2017/08/15)
日本ビルファンド投資法人が、第32期(平成29年6月期)決算を発表した。 第32期は「興和西新橋ビルB棟」を追加取得する一方「アクア堂島東館」を売却。 既存物件の賃料増額改定や稼働率の上昇、物件売却益220百万円が寄与し、前期比4.7%増益。物件売却益を内部留保するも、1口当たり分配金は9,129円と前期を3.0%上回った。 期末のポートフォリオは74物件、資産規模(取得額合計)は1兆1,066億円、有利子負債比率は41.5%。 第33期(平成29年12月期)は、賃料増額改定により前期比増収となるも、季節要因に伴う水光熱費の増加や管理費の増加等により、0.8%減益を見込むが、前期に行った内部留保を当期は実施しないため、1口当たり分配金は9,210円と前期を0.9%上回る見通し。 第34期(平成30年6月期)は、GSKビルの一棟貸テナントの退去により減収となるが、季節要因に伴う水光熱費の減少や支払利息の減少により、前期予想比0.8%増益を見込み、1口当たり分配金は9,280円となる見通し。
第32期実績 | 第33期予想 | 前期比 | 第34期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 36,409百万円 | 36,604百万円 | 0.5% | 36,120百万円 | ▲1.3% |
当期利益 | 13,109百万円 | 13,005百万円 | ▲0.8% | 13,103百万円 | 0.8% |
分配金総額 | 12,890百万円 | 13,005百万円 | 0.9% | 13,103百万円 | 0.8% |
1口当たり分配金 | 9,129円 | 9,210円 | 0.9% | 9,280円 | 0.8% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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