(2018/08/15)
日本ビルファンド投資法人が、第34期(2018年6月期)決算を発表した。 第34期は「六本木ティーキューブ」等3物件を取得する一方、「NBF日比谷ビル」を売却した。既存物件の増収や季節要因に伴う水道光熱費の減少により、賃貸収益は増加したが、前期に売却した「GSKビル」の売却益がなくなったため、前期比4.6%減益。NBF日比谷ビルの売却益383百万円を内部留保するも、1口当たり分配金は9,650円と前期を3%上回った。 期末のポートフォリオは72物件、資産規模(取得額合計)は1兆1,050億円、有利子負債比率は40.9%。 第35期(2018年12月期)は、前期の物件売却益がなくなる一方、前期に取得した物件の通期稼働や支払利息の減少により、前期比1.8%増益を見込む。内部留保を行わないため、1口当たり分配金は10,100円と前期を4.7%上回る見通し。 第36期(2019年6月期)は、テナント退去や季節要因に伴う減収、固都税の増加により、前期予想比1%減益を見込み、1口当たり分配金は10,000円となる見通し。
第34期実績 | 第35期予想 | 前期比 | 第36期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 36,635百万円 | 37,258百万円 | 1.7% | 36,895百万円 | ▲1.0% |
当期利益 | 14,010百万円 | 14,262百万円 | 1.8% | 14,121百万円 | ▲1.0% |
分配金総額 | 13,625百万円 | 14,262百万円 | 4.7% | 14,121百万円 | ▲1.0% |
1口当たり分配金 | 9,650円 | 10,100円 | 4.7% | 10,000円 | ▲1.0% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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