(2020/02/17)
日本ビルファンド投資法人が、第37期(2019年12月期)決算を発表した。 第37期は「大崎ブライトコア」等、保有物件3物件の持分を追加取得した。前期の物件売却益がなくなるが、前期に取得した物件の通期稼働、既存物件の賃料増額改定、季節要因による水光熱費収入等が寄与し、前期比1.0%増益となり、1口当たり分配金は11,011円と前期比4.3%増となった。 期末のポートフォリオは71物件、資産規模(取得額合計)は1兆1,327億円、有利子負債比率は41.6%。 第38期(2020年6月期)は、既存物件の賃料増額が継続する一方、季節要因による水道光熱費収入の減少、前期発生したNBF品川タワーのテナント解約違約金収入がなくなること等により、前期比2.6%減益を見込み、1口当たり分配金は10,720円となる見通し。 第39期(2020年12月期)は、NBF新川ビルのテナントが契約満了に伴い11月に退去予定。既存物件の賃料増額、季節要因による水道光熱費収入の増加により、前期予想比0.3%増益を見込み、1口当たり分配金は10,750円となる見通し。
第37期実績 | 第38期予想 | 前期比 | 第39期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 39,134百万円 | 38,732百万円 | ▲1.0% | 40,005百万円 | 3.3% |
当期利益 | 15,547百万円 | 15,136百万円 | ▲2.6% | 15,180百万円 | 0.3% |
1口当たり分配金 | 11,011円 | 10,720円 | ▲2.6% | 10,750円 | 0.3% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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