(2015/11/16)
ジャパンリアルエステイト投資法人が、第28期(平成27年9月期)決算を発表した。第28期は、期初に投資口の追加発行を行い「梅田スクエアビルディング」等オフィスビル3棟(うち1棟は追加)を取得した。これにより前期比8.9%増益となり、投資口数が4.6%増加するも、1口当たり分配金は8,001円と前期を4.2%上回った。内部成長としては、賃料改定による増額幅が6年半ぶりに減額幅を上回り、増加に転じた。期末のポートフォリオはオフィスビル70棟、資産規模(取得額合計)は9,277億円、有利子負債比率は41.5%。第29期(平成28年3月期)は、前期に取得した物件の通期稼働により、前期比1.0%増益、1口当たり分配金は8,080円となる見通し。続く第30期(平成28年9月期)は、賃料増額改定を見込み、前期予想比1.5%増益、1口当たり分配金は8,210円となる見通し。
第28期実績 | 第29期予想 | 前期比 | 第30期予想 | 前期比 | |
営業収益 | 29,980百万円 | 30,380百万円 | 1.3% | 30,870百万円 | 1.6% |
当期利益 | 10,476百万円 | 10,580百万円 | 1.0% | 10,740百万円 | 1.5% |
1口当たり分配金 | 8,001円 | 8,080円 | 1.0% | 8,210円 | 1.6% |
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1 | 新宿三井ビルディング | 1,700億円 |
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2 | 飯田橋グラン・ブルーム | 1,389億円 |
3 | 六本木ヒルズ森タワー | 1,154億円 |
4 | 汐留ビルディング | 1,069億円 |
5 | 東京汐留ビルディング | 825億円 |
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